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検索エンジン最適化(SEO) 実験SEO Live ページランクについて

検索エンジン最適化(SEO)対策
検索エンジン最適化(SEO)について
検索エンジン最適化(SEO)とは、(ロボット型検索エンジン)で検索する際、あるキーワードにおいて上位に表示させる技術・テクニックである。
Yahooなどの(ディレクトリ型検索エンジン)においても、Googleなどの(ロボット型検索エンジン)を併用しているところが多い。
(ロボット型検索エンジン)で上位に表示される事は、(ディレクトリ型検索エンジン)においても及ぼす影響力は大きいといえます。
METAタグの説明 - METAタグを利用したHTML最適化
METAタグとはウェブページのHTMLファイル内の<HEAD> </HEAD>内に記述できる特定のHTMLタグのことです。METAタグの情報は他のタグと違ってブラウザで見る実際のウェブページに反映されることはありませんが、検索エンジンがインターネット上の情報を収集する際に利用している検索エンジンロボットにそのウェブページの情報として伝えたい情報を特定化することができます。

「だったらMETAタグにサイト名や商品名、関連キーワードを入力すればいいのでは?」と思われる方もいるでしょうが、実際の所、METAタグの本来の利用方法が効果的に活用できたのは2年前までの話です。インターネット上の何百万、何千万と言うウェブサイトとウェブページが存在する今、そして多くのウェブマスターによってMETAタグが乱用されている現在、METAタグに特定のキーワードを記述したからと言って検索エンジンのキーワード検索結果で上位表示されることはまずありません。事実、Google初め多くの検索エンジンがすでに検索アルゴリズムの対象からMETAタグ情報を外してます。

とは言っても完全にMETAタグを無視すればいいと言うわけではありません。現在、楽天配下で勢いを取り戻しつつある検索エンジンのInfoseekは未だにMETAタグを参考にしていると思われますし、またInfoseek、そしてGooなどでも検索結果ページに表示するウェブページの情報として一部METAタグ内の情報を表示しているようです。検索結果で単にあなたのウェブページが表示されると言う以外にどういう説明文で表示されるかと言うことは実際のクリック率を考える際、極めて重要な項目ですから真剣に考える必要があるでしょう。

METAタグには多数のバリエーションがあるのですが、検索エンジン対策、ウェブページ最適化と言う意味では(1)キーワード、(2)デスクリプション、(3)ロボットタグの3種類のタグを主に考慮すればよいでしょう。
META KEYWORD / メタキーワードタグを利用したHTML最適化
METAキーワードタグにはウェブページに関連するキーワードを記述することができます。特定の検索エンジン(日本ではinfoseek、gooなど)の情報収集ロボットがウェブページを訪れた際にMETAキーワードタグ内の情報をそのウェブページに関連するキーワードとして検索エンジンに提供できます。

前述した通り、この方法は現在の情報過多気味のインターネットではあまり検索エンジンに対する効果は少ないのですが、特定の検索エンジンにはある程度検索対象として考慮される以上、少なくともウェブページが扱っているサービスや商品名位は記述しておきたいところです。記述方法は簡単、<HEAD> </HEAD>タグ内に:

<meta name="keywords" content="キーワード1,キーワード2,キーワード3,,,,">


と言うタグを記述すればよいだけです。キーワードはウェブページが説明している商品やサービス名、または関連するキーワードを記述します。

キーワードは文字数で言うと大体400文字前後は考慮されるようですが、検索エンジンは特定文字数以上のキーワード情報は無視してしまいますし、またMETAキーワードタグ内の前半に記述されているキーワードをより重要視する傾向がありますから掲載順には注意してください。

またMETAキーワード内にウェブページと全く関係ないキーワードを記述することも検索エンジン業界では「禁じ手」と見なされていますから、単なるアクセス向上だけを目指したキーワードの乱用には注意してください!
META DESCRIPTION / メタデスクリプションタグを利用したHTML最適化
META DESCRIPTIONタグにはウェブページに関する説明文を記述することができます。特定の検索エンジンの情報収集ロボットがウェブページを訪れた際にMETA DESCRIPTIONタグ内の情報をそのウェブページの説明文として検索エンジンに提供できます。

METAキーワードタグと同様、META DESCRIPTION内に記述した情報が検索エンジンの検索アルゴリズムに大きく反映することはまずありませんが、別の理由でMETA DESCRIPTIONタグは記述が必須のタグと言えるのです。それは、META DESCRIPTIONタグの内容が、特定の検索の検索結果でそのウェブページの説明として使用される、と言うことです。現状(2002年1月)時点の日本の主要検索エンジンではinfoseek、及びgooで確認しています。Googleを続く2大ロボット型検索エンジンで実際に活用されていることになり、少なくともウェブサイトのトップページ位には確実に記述したいところです。書き方も簡単、<HEAD> </HEAD>タグ内に:

<meta name="description" content="ウェブページの説明文">

と言うタグを記述するだけです。説明文の長さは100文字程度が目安になります。あまり長いと検索エンジンに無視されてしまう場合がありますから注意する必要があります。通常は<HEAD> </HEAD>タグ内に、META KEYWORDタグと並べて使用する形になります。参考例は実際のこのウェブページのソースを見てみてください。

META DESCRIPTIONは検索エンジンのキーワード検索結果で上位に表示されるのと同様、重要な意味を持ちますから、Yahoo!に登録申請する際に利用するサイトの説明文と同じ位、内容には気を配る必要があります。理由は繰り返しになりますが、DESCRIPTIONの内容が検索結果で表示されるウェブページの説明文として利用されるからです。つまり、DESCRIPTIONタグの内容がそのまま検索したユーザーが実際のそのウェブサイトにアクセスするかどうかの大きな判断基準になるわけです。
BODY TAG / ボディタグのHTML最適化方法
通常のウェブページのHTMLファイルにおいて<BODY> </BODY>内に記述される内容は全て実際にブラウザ上に表示される文章やレイアウトに何らかの関わりを持っている情報になります。検索エンジン対策上、BODYタグ内の内容を的確に最適化することで、大きな効果を生むことが可能です。BODYタグ内ではもちろん様々なHTMLタグが使用されるわけですが、ここでは実際に検索エンジン対策上、有効と思われるHTMLタグとその記述方法について説明していきます。

<H> タグ
HタグはFONTタグと同様、文字のサイズを決定するタグになります。HタグはFONTタグと違い、文字のフォントの種類や色を指定できず、またタグを閉じた際に自動的に改行されてしまうこともあり、現在の複雑なレイアウトが主流のウェブページではあまり使われることはありません。ただし検索エンジンにとっては未だにある程度検索アルゴリズムに考慮される要素であるようです。

考慮されると言うのは、Hタグで指定された文字のサイズが大きければ大きいほどより重要と見なされる」と言うことです。特に<H1> </H>や<H2> </H2>内の文字は他のテキストと比較し多少考慮される傾向があるように感じられます。最も全体的な要素の中ではそれ程重要視されるものではありませんから、レイアウトを犠牲にしてまで(繰り返しますがHタグは閉じた際に強制的に改行されます)利用すべきタグではないかもしれません。

<!-- COMMENT --> タグ
コメントタグはHTMLファイル内でブラウザに表示されたくない制作者側のメモを記述するタグです。元々はウェブマスターやサイト管理者がHTMLファイルを読みやすくするために利用されているタグですが、検索エンジンがコメントタグ内の文章を検索対象にすることがあったために、単純に検索エンジン最適化の目的でHTMLファイル内にコメントタグを散りばめてウェブページに関連するキーワードや説明文を記述する、と言う手法が広がりました。

現状では多くの検索エンジンはコメントタグの文章は全く無視しているようですが一部の検索エンジンは多少考慮している印象も受けます。

<ALT> 属性
ALT属性とは画像表示タグ(<IMG>)内に記述できる属性項目です。例えば

<IMG SRC="(画像ファイルのURL)" ALT="(キーワード)">

のように記述します。多くの検索エンジンがALT属性内の文章を検索アルゴリズムの対象要素にしていますから、画像を使用する際には必ずそのウェブページに関連するキーワードや説明文をALT属性で記述しておく習慣をつけておくと良いかもしれません。特にサイトのナビゲーションを画像ファイルで行っている場合など、画像にALT属性でテキスト情報を添付しておくことで、検索エンジンの情報収集ロボットがリンク先のウェブページの情報をついでに拾ってくれる場合も多々ありますから、サイト内のページリンクに画像を利用している場合は確実にALT属性を記述することをオススメします。

<BODY> タグ
最後になりましたが、BODYタグ内の最初の100文字〜120文字、つまり実際にブラウザ画面に表示される文章の最初の100文字〜120文字を検索エンジンは検索対象として重要視すると言う統計が出ていますから、HTML作成する際はそれを考慮に入れた上でページデザインすることをオススメします!

もちろんデザインと最適化のバランスを取る必要はありますが、商用サイトの意義はウェブデザイナのためにあるのではなく、商用サイトを運営する事業者の、そしてそのサイトを利用するユーザーのためにあることを考えた上で、上手にバランスを取ることが重要になってくるでしょう。